診療時間
月・水・木・金 |
【午前】9:00~12:00【午後】15:30~19:00 【手術・往診・検査】 12:00 ~ 15:30 |
火曜日 |
【午前】9:00~12:00【午後】休診 |
土曜日 |
【午前】9:00~12:00【午後】13:30~16:00< |
日・祝 |
休診 |
※受付時間は診療終了30分前までとなります。また月~金の来院が18:30以降になる際は、お手数ですが事前にご連絡をお願い致します。
※火曜日午後は手術日のため休診です。
※年末年始や学会参加などにより臨時診療や臨時休診になる場合がございます。その際は新着情報をご確認頂くか、当院までお問い合わせください。
診療対象動物・診療科目
- 診療対象動物
- - 犬、猫
- 診療科目
- - ワクチン接種(狂犬病ワクチン、混合ワクチン)
- - ノミ・マダニ、フィラリア症の予防・駆除
- - 歯科処置(歯石除去、研磨、抜歯)
- - 避妊・去勢手術
- - 外科・内科全般(一般軟部外科、腫瘍科、循環器科、神経科、整形外科、等)
- ※より高度な診断機器や専門性が求められる疾患については他院と連携して
治療にあたります。
歯科処置
大量の歯石が付着し、慢性歯肉炎が認められます。放置すると歯根周辺での細菌の増殖と炎症を招き、頬の皮膚に穴が開いて排膿するようになります。歯周ポケットを含め歯石を除去し、歯の表面が滑らかになるように研磨をします。また、すでに動いている歯や歯根膿瘍になっている歯は抜歯が必要です。
上顎部分切除による歯肉腫瘤の切除
口腔内では、悪性黒色腫(メラノーマ)や扁平上皮癌などの悪性の腫瘍が発生することがあります。非常に悪性度の高い腫瘍であることから、早期発見と早期の外科的切除が求められます。写真は、上顎部分切除術により腫瘤を切除し、根治できた症例です。
子宮蓄膿症
避妊をしていない雌で遭遇する機会が多い病気です。子宮に膿が溜まり、放置すると敗血症や多臓器不全で死に至る恐い病気です。早期の卵巣子宮摘出術が勧められます。生理とは無関係におりものが出続けている場合には注意が必要です。
子宮捻転
死産と思われる遺残物が子宮内に停滞したまま数年が経過し、さらに二次的な感染により膿が貯留し子宮が捻転していました。卵巣子宮摘出術により改善しました。
僧帽弁閉鎖不全症
心臓の左心房と左心室の間にある弁を僧帽弁と言いますが、その弁が粘液腫様変性を起こすことによって弁に逆流が生じ、うっ血性心不全を呈する心臓の病気です。中高齢以上の小型犬で多く認められ、進行すると咳や活動性の低下など、日常生活に支障を来たすようになります。超音波検査、レントゲン検査、心臓バイオマーカーなどを用いて、その重篤度や進行具合を評価し、治療の必要があれば、単一あるいは複数の薬を組み合わせた内科療法を行います。根本的な弁の修復には、心臓外科手術が必要になりますが、内科療法によって症状と進行を抑える治療が主体となります。
慢性腸炎群
慢性的な下痢や嘔吐などの消化器症状を呈する疾患群で、炎症性腸疾患(IBD)や食事反応性腸症などの慢性腸症やリンパ管拡張症などが挙げられます。血液検査や超音波検査で血液や消化管の状態を評価し、食事の変更や抗生剤あるいは抗炎症薬による治療を行います。また、内視鏡検査によって、消化管の肉眼的な評価と組織の一部を採取する生検を行う場合もあります。吐き癖がある、たまに軟便が出るなどの症状が見られる場合は、これらの疾患の可能性があります。写真は、腸のリンパ管が拡張し、低タンパク・低アルブミン血症を特徴とするリンパ管拡張症の超音波画像です。
膝蓋骨内方脱臼
膝蓋骨(膝のお皿)が内側へずれてしまう疾患で、主に成長期の小型犬で見られます。進行する症例では、早期の外科的な矯正が勧められます。また、中高齢以上では、膝の前十字靭帯の損傷を伴う膝蓋骨内方脱臼を発症することが多いため、併せて膝の安定化手術が必要となる場合もあります。
撓尺骨骨折
主に小型犬や超小型犬で見られる前肢の骨折です。高いところから飛び降りたり落としたりした際に骨折します。プレートやピン等による整復が必要になります。
会陰ヘルニア
直腸付近や肛門周囲の筋肉が萎縮することによって、直腸の拡張・蛇行や腹腔内臓器の脱出が生じ、排便が困難になる疾患です。ほとんどは未去勢の雄で発症します。写真のように、生体膜と周囲の筋肉を縫合してヘルニア孔を塞ぐ方法や、人工のメッシュを使用する方法などがあります。併せて去勢手術も行ないます。
精巣腫瘍
若齢時に正常な位置(陰嚢内)に精巣が降りることなく、鼠径(ソケイ)部や腹腔内に精巣がとどまってしまう潜在精巣では、中高齢以上で精巣腫瘍を発症するリスクが高まるため、早期の去勢手術が勧められます。写真は、腫瘍化した鼠径部の精巣を切除しているところです。
小腸内異物
おもちゃの一部を誤って食べてしまい、腸閉塞を起こした症例です。閉塞部位では、循環障害や腸穿孔により、敗血症や腹膜炎が生じる場合があるため、早期の外科療法が必要となります。腸の壊死や循環障害が認められる場合には、閉塞部位を小腸ごと切除し、腸の端々吻合が必要になります。
盲腸腫瘍
盲腸にできた腫瘍です。食欲不振、嘔吐、下痢などの消化器症状が認められます。腫瘍を含めて盲腸と結腸および回腸の一部を切除し、端々吻合を行ないました。
肝臓腫瘍
肝臓で最も発生の多い肝細胞癌は、病変が大きくなるまで症状が出ることがほとんどなく、健康診断で見つかることが多い腫瘍です。早期の外科的切除が勧められます。
脾臓腫瘍
脾臓では、血管肉腫、組織球肉腫などの悪性腫瘍や、非腫瘍性の血腫や過形成ができることがあります。特に悪性腫瘍では、腹腔内出血や転移が生じやすいため、早期発見・早期治療が勧められます。肝臓腫瘍と同様、病変が大きくなるまで無症状なことが多い病気ですので、健康診断による早期発見が勧められます。
肺腫瘍
肺の腫瘍では、咳などの呼吸器症状が一般的です。ただし、初期段階では無症状であることがほとんどです。一般的な肺の腺癌では、リンパ節への転移がなければ、外科的切除によって根治が可能です。写真は、自動吻合器を用い、肺腫瘤を含めて肺葉を切除しているところです。
健康診断
- 内容
- -身体検査, 血液検査, レントゲン検査(胸部/腹部), 超音波検査(腹部/心臓), 尿検査
- -オプション:甲状腺ホルモン, 炎症マーカー(犬CRP), 腎臓バイオマーカー(SDMA)
心臓バイオマーカー(NT-proBNP等)
- 料金(税抜)
- - 猫/超小型犬/小型犬(<10kg):15,000円~
- - 中型犬(10~30kg):17,500円~
- - 大型犬(>30kg):20,000円~
往診
往診で対応可能か否かは獣医師の判断によりますので、詳細についてはお電話でお問い合わせください。
TEL 092-511-6912
往診料(税抜):1,500円~
※時間と距離により異なります。検査や治療が必要な場合は別途料金がかかります。
夜間救急診療
当院にかかられている方については可能な限り対応しますが、急を要する場合は、福岡夜間救急動物病院にお問い合わせください。
TEL:092-504-8999 夜9:00~翌朝5:00
URL:http://pet99.net/